香歩④類型紹介【大道棋類型辞典オンライン】
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2024/01/22
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初手香打に対して連続角捨合が最初の妙防。
2枚とも龍で取る進行が本筋だが、たまに最初の87角合を同香と取る作品もある。
87角合を同香と取ると76玉と逃げるので、配置次第では右辺に追い出す筋も成立する。
6手目94玉で打歩詰の局面。85角と捨てる打開は有力で、同歩、95歩が打てて、以下85龍~83龍または83と~85龍で下段に落とす筋となる。
7手目96龍に対して横に利かない合駒は85角と打ち込んで清算のち裏から83角という手がある。本局は飛が品切れのため金合に決まるが、問題によっては金合、飛合のどちらか中々わからないことが多い。
11手目からが本類型のもっともややこしい局面。
77角、96歩~78(69)角、どちらのラインに角を打つ筋も有力な上、いずれも角香の焦点に捨合の変化があって、攻方・受方ともに急に手広くなる。
捨合は桂・銀・金・飛合のなんでもあり。
さらに、捨合を角で取った後は開き王手ができる形となって、再び角香の焦点に捨合が登場する、という展開になりやすい。この捨合もまたどの駒も有力なので、合駒の組み合わせ爆発が起こる。
(本局の詰手順についての解説はコメントにて)
野曽原直之氏考案の類型。通称『野曽原香歩』
先の方で連続捨合や打歩詰などが絡んで非常にややこしい。
知名度★★☆☆☆ 登場は令和で非常に新しい。今後広まるかどうか。
初形★★☆☆☆ 中段玉のため配置は広がる。玉の後ろの壁駒がやや多い。
誘い手★★★☆☆ 初手は香打ちの一手。その先でかなり紛れが増える。
発展性★★★★☆ 先の方で合駒連発で組み合わせが多く、詰筋豊富。
・主な誘い手
88香、76玉、67龍迄3手?
88香、86桂合、同龍、94玉、96龍、95合、86桂迄7手?
88香、86角合、同香、76玉、54角、66玉、67龍迄7手?
88香、87角合、同龍、94玉、95歩、同玉、77角、94玉、96龍迄9手?
→88香、87角合!、同龍、86角合!、同龍、94玉で打歩詰となる。
※本作は普通詰将棋としても完全作になるように創っています。
※15手目・16手目・19手目・26手目は一部非限定です。
コメント(2)
金少桂
@kimsoke951
2024/01/22 19:23
本局は初手89香がなんと最遠限定で、さらに13手目の69角も最遠限定という狙い。
意味づけは非常にシンプルで、14手目97玉と逃げる変化があるのだが、これを88角、86玉、77角、76玉、66金、77玉、67金引迄で詰ますため。
15手目は77角/59角の非限定。
16手目・26手目はともに金銀合非限定。
19手目は77角/68角の非限定で、16手目金合の場合に限り59角も可。
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金少桂
@kimsoke951
2024/01/22 21:35
14手目87桂合は、
同角、97玉、79角、86玉、65角、77玉、88角、86玉、78桂、95玉、77角、96玉、86金、97玉、88角迄。
14手目87銀合は、
同角、97玉、88銀、86玉、77角、85玉、86金、94玉、95金迄。
16手目86桂合は、
同角、85玉、77桂、76玉、67金打迄。
20手目86銀合は、
同香、94玉、95銀、同玉、96銀、94玉、95金迄。
26手目86桂合は、
同角、同玉、87金、85玉、77桂、95玉、96金、94玉、86桂迄。
11手目77角は、
86銀合、同角、85玉、68角、86銀合、同香、94玉。2回の86銀捨合が妙防で逃れ。
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