なし⑯類型紹介【大道棋類型辞典オンライン】
#drbzt47yni
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2023/12/15
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97に取ってくれといわんばかりに金が落ちている。取って頭金迄の3手詰がすぐに見えるので良い誘い手となっている。
初手97角には焦点の75に合駒があり、7筋から脱出を図る受けがある。
ならばと73の脱出口を初手で塞いでしまおうと、73飛成、同香、97角と行くのが上級者向けの手。これには73の退路を塞いでいる香を75香!と移動捨合で退かすのが妙防。
詰筋としては以上2つのどちらかの筋になることがほとんど。
①97角、75合、同角、同香から7筋に追い出して飛香2段ロケットを活用するか、
②73飛成、同香、97角、75香、同角、73玉(または74玉)から角を開き王手で活用するか。
どちらの筋が有力になるかは見極めが必要。
本作では61金がよく利いていて7筋に飛が成り込めないので②の筋の方が有力と感じるはず。
改作の工夫としては、まず玉の右側の配置は非常に自由度が高い。
配置によっては初手46角が有力な誘い手・詰筋になることもあるだろう。
97の質駒は銀や飛でも誘い手は成立するので必要に応じて変更可。
左右平行移動も可能で、思い切って14玉・24玉型など右端の方に寄せてしまうのも有力。
坪倉光誠氏が2023年2月詰パラで発表した最新の類型。
通称『坪倉新型なし問題』
知名度★★☆☆☆ 最新の類型でこれから広まるかどうか。作家諸氏の改作次第。
初形★★★☆☆ 中段玉のためどうしても上下に広がる。
誘い手★★★★☆ すぐに97金を取るか、73飛成と工夫してから取るかの二択が主。+αは形によって様々。
発展性★★★★☆ 未開の荒野。平行移動や97の駒を飛や銀に変えるなど工夫の余地がいっぱい。
・主な誘い手
97角、同歩、65金迄3手?
→97角、75歩合!
73飛成、同香、97角、75合、65金迄5手?
→73飛成、同香、97角、75香移動合!
以上2つが本類型共通の誘い手で、他の+αは形によって様々である。
本作品は以下のシンプルな1手詰の誘い手とした。
46角迄1手?
→46角、55桂合!
※本作は普通詰将棋としても完全作になるように創っています。
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