盤面
SFEN?

背面協力自玉詰(ヘルプセルフ) 8手

#dsjwn_hpnw
10 2024/04/02
FairyEx
58 15 9


角の最遠打が見どころです。以下詳しい解説です。
 
ヘルプセルフでは受方の手を制限する必要があるので、受方玉を狭い場所に誘導するのが良いです。この場合だと、13玉が適しています(2筋に移動できない。)
2枚の玉が遠いので、飛車の横利きで詰ますことになります。最終的には受方玉の移動場所を完全になくす必要があることを踏まえると、14飛→15桂という手順で詰むことがわかります。
ここで、14飛には15角が合法かつ攻方玉が詰まない手であるため、ヘルプセルフではこちらが優先されてしまうことに注意します。どこかで受方の角を打たせる必要があります。そのためには、角の王手に対して角合するしかありません。
角で王手して合駒の飛車を攻方に渡す必要があります。初形だと角を打つスペースがなさすぎるので、26桂→13玉を先に入れる必要があります。
ここから角打ち→飛車合→同角→角合→飛車打ち→桂を背駒という流れになります。
6手目の角合の地点を考えると、
46→逆王手
35→横利きが通らない
24→受方玉が23にいけてしまう
よって、57以外不適です。よって3手目が79角に限定されます。

【背面】
駒Aの背後に相手の駒Bがあるとき、AとBは互いに性能が入れ替わる。
 
【協力自玉詰(ヘルプセルフ) 】
先後協力して最短手数で攻方玉を詰ます。
ただし受方は、1手で攻方玉を詰まさない合法手が存在するならそれを優先的に指さねばならない。
攻方玉を詰ますためには、受方の手が強制されるような局面を詰め上がりの1手前までに作る必要がある。

    限定合2回以上

    コメント(1)

    げん @ukbtcyzq5n
    2024/04/02 19:19
    ネタバレ
    ヘルプセルフでは(解が1つしかないことを前提とするならば)「受方の合法手を1通りに制限したあと、攻方の合法手を0通りに制限する」ので、受方玉と攻方玉を同時に詰ます感覚に近いと思いました。
    受方の合法手を1通りに制限するという点で面白さを表現したいのですが、1通りに制限するのも0通りに制限する(受方玉を詰ますことと同義)のも本質的な差異がない場合が多く、通常の協力詰とヘルプセルフとの差別化を図るのが意外と難しい気がしました。
    本作では、受方の合法手を0通りに制限するならば角と桂を全て切らす必要があり、それはあまり現実的ではありません。対して、1通りに制限するだけなら角だけ使い切ればよく、桂が何枚駒台に残っていようが関係ありません。この差はそれなりに大きく、ヘルプセルフの特色を活かせているのではないかと考えています。

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