盤面
SFEN?

銀⑨類型紹介【大道棋類型辞典オンライン】

#dthcsayttg
10 2024/06/30
109 16 14


一見ただの実戦型詰将棋。しかし、油断しているといかにも大道棋らしい合駒の妙防が飛んでくるので注意が必要だ。
初手は81銀しかなく、93玉に対して攻め方が2通りある。
①57角と引いて84に合駒を打ってくれれば94歩で突歩詰はルール上OK。
 しかし、84に合駒を打たず84歩の移動合で83に退路を空けるのが好手。
②94歩、84玉と進めてから57角と引く。74玉と逃げれば75銀と上がって、65・85どちらに逃げても77の金を上がれば詰み。57角に対して75に合駒しても同銀で無効。
 これで受けがないかと思うと、66に捨合をする手がある。これは66同角と取らせて、後に65に逃げたときに77の金を上がるスペースを埋めようという狙いだ。
 しかし、66捨合を同角と取らずに75銀と捨てて、同玉に66金~75金の詰みがある。そこで、75銀捨てを取れるように66銀捨合!が大道棋らしい妙防。
 
①の84歩移動合と②の66銀捨合のうち、より見えにくいのは②の方。
なので、②を誘い手(66銀捨合で逃れ)にして、①を作意にする方が大道棋的に良さそう。

渡瀬莊治郎の『将棋必勝法』第21番の大道棋化。
いかにも実戦の終盤を切り取ってきたかのような形が特徴。
 
知名度★★☆☆☆ 改作題数は30題くらいあるが、近年あまり見ない。
初形★★☆☆☆ かなり面積が大きい。実戦型の見た目で補えているか。
誘い手★★★☆☆ 81銀、93玉に、94歩と突くかすぐ57角と引くか。
発展性★★★☆☆ 面積の大きさは仕方ないので、いかに実戦型の雰囲気を損なわずに改作できるか。
 
・主な誘い手
81銀、93玉、57角、84合、94歩迄5手?
→81銀、93玉、57角、84歩突!
81銀、93玉、94歩、84玉、57角、74玉、75銀、65玉、66金迄9手?
→81銀、93玉、94歩、84玉、57角、66銀合!


    コメント(0)

    コメントの投稿