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SFEN?

※最善詰の補足 最善詰3手(?解)

#dxnyyptp95
6 2021/07/28
Fairy
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初手2三飛と打ち、1一玉、2一角成は最善詰ルールでも詰んでおり正解です。
最終手2一角不成でも良さそうですが、最善詰ルールの為、玉方は合駒を用いて最長手数で王手回避してもよい(むしろしなければならない)ので1八等に合駒されて手数を稼がれるので不正解です。
 
2九飛と打つのは2八合、2七合〜と合駒を連打されて手数を稼がれるので不正解です。
ということで2八飛〜2五飛も同様に不正解です。
 
初手2四飛がどうかですが、2四飛に合駒すると2三角成までの駒余りの詰みの為、玉方の最善ではありません。
同じように1一玉と逃げます。ここで2三角成や8九角成or不成の余詰がありそうですが、最善詰ルールの為、やはり1八等に合駒されて手数を稼がれるので不正解です。
よって2四飛、1一玉、2一角成の手順となりますが、これも最善詰ルールにおいて正解となります。
 
よって解は2つ(余詰は1つ)でした。
 
ちなみに4三角の形だと2四飛に3三玉と出る手があり、手数が伸びて2四飛は不正解になるので解は1つになります。

前々作で最善詰について下記のような定義をしたのですが、補足しなければならないことがありました。
それは最善詰という名称がフェアリールールとしての定義だけでなく、伝統ルールであるという意味としても使われることがあるということです。
ちなみに最善詰と似たような表現でかしこ詰という名称もあります。最善詰=かしこ詰であるという解釈もできますが、どちらかというとかしこ詰の方が伝統ルールに近い意味合いで使われることが多い気がします。そうすると最善詰≒かしこ詰ぐらいにとどめておいた方がよいかもしれません。
今日に至るまで色々な作者によって、どちらの解釈でも用いられている経緯がありますので、どちらの定義が正しいというわけではなく、それぞれの作者の定義に従うのが現状ではベストかなと個人的に思っています。
 
以上長文失礼しました。今回はちょっと変わった作りにしました。
本図について最善詰ルールの場合、解がいくつあるのか、すなわち余詰が存在するのか、あるとしたらいくつなのか考えて頂ければと思います。
 
【最善詰】
攻方は最短手数で詰めて、玉方は最長手数で王手を回避する。また、全ての合駒が有効(透かし詰は不可)。


    コメント(5)

    keima82 @rzfdbcyvfu
    2021/07/28 09:38
    用語についてですが、昔はばか詰、自殺詰、かしこ詰、と呼ばれていたものが、協力詰、自玉詰、最善詰、と名前だけ変わったと言うことなんですかね。
     
    かしこ詰という用語は書かれるまで完全に忘れていましたが、普通の詰将棋とは違う、あくまでフェアリーの一種であるというのは覚えていました。ただ、よくわかってないうちは「普通の詰将棋とは何が違うんだ?」と混乱していましたね。最近になって、改めてようやく分かった気がします。「無駄合いも手数にカウントする」「指定手数よりも長い余詰は不正解(そういう余詰があっても不完全作にならない)」の2つが重要なルールですね。

    eīs @hjfe_4njp-
    2021/08/01 14:53
    To: keima82 さん
    コメントありがとうございます。
    伝統ルール→最善詰で何が変わるのか考察してみました。
    長手数の余詰、変同余詰、迂回手順、変別解→最善詰では不正解。
    変長→玉方最長が原則なので変長手順が本手順となる。したがって本手順が駒余りの不完全作になる。
    非限定→合駒有効の為、出来るだけ最短で打つ限定打になる。
    透かし詰→合駒で手数が伸び駒余りになる。本手順の場合不完全作になる※。
    同手数の余詰、変別、変同→最善詰でも同様。
     
    ※ただし透かし詰に関しては合駒を取って、その合駒を使って持ち駒が余らない詰め手順になったとき(合駒を取り続けた場合と同手数の場合)、不完全作にはならないのか考えているところです。なぜなら合駒は玉方の応手の為、合駒によって持ち駒が余らない詰め手順が可能ならそれが玉方の最善ではないかということです(ただし、それで早詰になるようであれば玉方の最善ではない為、同手数が条件)。それでも駒を取り続けて詰ます順は攻方の権利の為、やはり駒余りの余詰が発生するのは免れないのかなと考えております。

    keima82 @rzfdbcyvfu
    2021/08/01 23:16
    To: eīs さん
    伝統ルールでは、合い駒をとり続けて詰んでしまう場合は無駄合いですが、最善詰のルールなら、取った駒を使う順もあり得そうですね。
     
    ちょっと作ってみました。
    攻方・59飛、28桂、23飛
    玉方・14歩、15玉、48歩
    持ち駒無し 
    指定手数 5手
     
    正解手の一例
    ▲55飛△45桂▲同飛△35合(非限定)▲27桂まで。
    初手▲19飛は△18香▲同飛△17金!で(5手では)詰まない。
     
    2手目・4手目の合駒は伝統ルールでは無駄合いですが、最善詰では有効手になるのではないでしょうか?(ただし、桂合は限定ではなく、他の駒でも成立する。また。4手目25合いは取られて同手数駒余りなので不正解)

    eīs @hjfe_4njp-
    2021/08/02 00:55
    To: keima82 さん
    駒余りの余詰はしょうがないと思っていたのですが、余らない作品が作れるんですね!
     
    考えてみれば協力詰で都合の良い合駒をさせて詰ます問題がありますが、最善詰なら詰む駒を強制的に合駒させる(それ以外の合駒だと駒余りの同手数になる、もしくは早詰になる)と考えれば理屈上は可能ですね。
     
    keima82さんの試作品は、1九飛だと不正解になるという作りにしてるのがとても秀逸だと思いました。
     
    おかげで良い勉強になりました。透かし詰の形を色々考えて悶々としていたのですが、論より証拠でした😅。ありがとうございます。
     
    あと、伝統ルールの無駄合禁止はやはり理にかなっていますね。作り手にとっても解き手にとってもこのような難しいことを考えずにすみますからね。

    keima82 @rzfdbcyvfu
    2021/08/02 05:55
    To: eīs さん
    僕のテスト図は、仰った内容が実現できることを説明するための物なので、出来は粗いですね。作意の2手目と4手目の駒種を限定できてないのが致命的だと思います。
    ただ、合駒の種類でなく合駒の位置は限定で2手目35合はどうやっても5手駒余りの順を回避できないので、不正解となります。この理屈を利用すれば、伝統ルールでは無駄合になってしまうような図でも様々な中合いが出る作品が色々作れると思います(というかフェアリー作家さん達によって既に作られてるとは思いますが)

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