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SFEN?

飛④類型紹介【大道棋類型辞典オンライン】

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8 2023/12/12
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実は本類型は初形を見てある程度詰筋を見極められることがある。
本作の攻方54銀のように右側に援軍がある場合は、こちらに追うことを考えたい。初手92飛と打つと右方向に追い出すことができる。
逆に上部、7~9段目の方に援軍がいる場合は初手74飛、84角合以下上部に追い出す筋のことが多い。
攻方77桂や97桂が配置されている場合は、初手93飛から清算して85桂と跳ねる筋が有力。
 
マニア向けの手として、横から飛を打つにしても単に74から打つのではなく、64以遠から離して打つということも多い。このような遠打には中合が手筋で、74などに中合をしてから84角移動合の二段合が登場することも多い。
本作でも初手64飛に84角移動合なら、
同金、95玉、77角、86歩、94馬、同龍、同金、85玉、83飛、76玉、86飛成迄で詰んでしまう。
単に84角でなく一旦74香と中合してから同飛に84角の二段合で逃れる。

利波偉氏が2013年に詰将棋おもちゃ箱で発表した新しい類型。
通称『利波型飛問題』
www.ne.jp/asahi/tetsu/toybo...
 
知名度★★★☆☆ 新しい類型だが、よく改作されている。
初形★★★★☆ 原型はバッテリー・根元の角を狙う飛・上部の壁のみ。
誘い手★★★★★ 開き王手・両王手に加えて2方向からの飛打ち。特に74飛に84角の移動捨合が目玉。
発展性★★★★★ 詰筋が多く、右に追う筋・上部に追い出す筋のどちらも展開可能。
 
・主な誘い手
73(82)金、84(93)玉、83馬迄3手?
→61龍で根元の角が取られる。
93金、同玉、73飛、82玉、83飛成迄5手?
93飛、同龍、同金、同玉、73飛、82玉、83馬以下?
→いずれも73飛に同角。73には角が利いている。
92飛、同龍、同金、83合、93飛、84玉、83飛成迄7手?
→83合のところ84玉から脱出。
74飛、84合、同金迄3手?
→74飛、84角移動捨合!、同金、95玉
 
※本作は普通詰将棋としても完全作になるように創っています。


    コメント(2)

    52金の配置がミソで作意順以外にも別の順を作意にするなど、発展性があるかも。巧い改作だと思います。

    金少桂 @kimsoke951
    2023/12/15 01:34
    To: カリガリ博士 さん
    コメントありがとうございます。面白い類型ですよね!
    普通詰将棋と違って大道棋は他人の作品でも改作自由ですので、よければぜひ改作に挑戦してみてください。
    詰将棋メーカーは完全作限定ですが、
    大道棋は収束余詰・駒余り不問なので実はハードルが低めです。
    (その代わり、配置を広げない・紛れを不用意に消さないなど別の注意がいりますが)
    大道棋の投稿先としては、主に以下2つです。
    ・詰将棋おもちゃ箱のドキドキ展示室
    ・詰将棋パラダイスの大道棋教室(現在私が担当ですので直接ご相談ください……という宣伝でした。)

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