逆順七種間接消去~駒は取られる直前が一番輝いている~
#ejcisaldqq
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2025/03/10
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プロ棋士の方の印象に残っている解説に、「駒は取られる直前が一番働いている」という言葉があります。それをサブテーマにした詰将棋。
今回のお題、「オール置駒捨て」では、動くたびに駒が減るという命題のもと、その方法には大きく分けて、「直接消去(移動して捨てにいく)」と「間接消去(移動はしていないのに玉方に取られてしまう)」があります。
この「直接消去」と「間接消去」は、その方法によって「表現」や「趣き」が違うと思うのです。「直接消去」では、「力強さ」、「捨て駒の鮮やかさ」が求められるでしょう。一方で、「間接消去」では、「どう取られるのか」が最大命題であるといえます。「単に取られる」というのではなく、「どう取られるか」が重要となってくるのです。間接消去で取られる駒は、取られる際、動くことも話すこともできませんから、直前にどう存在感をアピールするか、この一点に尽きます。
初手は47銀。のちに、取られる角が活躍しこの初手の成立を支えます。飛車も35からの逃走経路を断ち、その役目を終えます。
続いて、54金として角の役割を終え、75~65へ金をすり寄っていきます。ここで、53銀も取られますが、最後まで44の桂馬をしっかり守る役目を果たします。ここで、62銀不成が好手。同玉は、92飛成以下、駒余り。42玉は、32香成!と取られる直前の変化での桂香コラボレーション詰め。
最後は、金をすり寄って、香、歩の役割を終えたところで、収束となります。「駒は取られる直前が一番働いている」を地で行く、詰将棋版「駒は取られる直前が一番輝いている」をサブテーマに逆順七種間接消去を目指した作品。
ご解図いただきありがとうございました。
さて、今回は逆順七種間接消去。間接消去で、飛車から順番に消していけば自動的に詰上がります。今回は、手順完全限定。お題ノルマ達成です。成駒なしの初形に仕上がりました。趣向的な金の動きにも注目です。
オール置駒捨て
コメント(1)
現ノ証拠
@smiw0pwwhq
2025/03/11 02:06
いつもながら流石の出来です。
恥ずかしながら問題の拙作を投稿いたしましたので、是非。
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