遊びをせんとや生まれけむ
#fwhzlckip0
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2025/11/22
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・八段目の桂合の可否を巡る作意と紛れの対比が主張。紛れでは捨てた香を合駒されて、合駒の香が紐になることで八段目に桂合されて逃れ、作意では捨てた銀を合駒されて、銀は紐にならないので八段目に桂合されず詰む、という構成になってます。
・22金同玉13桂成同玉43飛成と香の利きを通しながら攻める順が見えるが、すぐに実行するのは43同龍で失敗。そこで42成香or42銀成(以下、42X)を同角と取らせて龍の利きを塞ぐことを考えたい。
・42Xに同龍なら龍を取り返して同玉は41飛以下、同角は22金同玉(41玉は63馬)33桂成以下いずれも早詰。よって42Xには同角と応じるが22金〜13桂成〜43飛成が実現する。
・43飛成に対する合駒が問題。33桂合は22銀〜34龍以下、33金合は同龍同角12と以下、いずれも早い。33歩合は24銀14玉23銀生15玉16銀同玉46龍同桂17歩同玉26銀16玉49馬以下、何を合駒しても取って早詰。もし桂合を打てるなら詰まないが八段目なので打てない。
・ここで42X=42成香だった場合を考えてみる。すると渡した香を使って43飛成に33香合とできる。以下33歩合の時と同様に進めると、49馬に対して33香の利きを活かして38桂成とすることで擬似的に八段目に桂合できて逃れとなる。
・よって42X=42銀成なのである。43飛成には33銀合とやはり渡した銀を合駒して粘るが、香合の時と違って38に利きが届かないので49馬に桂合をできず詰み上がる。
・八段目の成桂合を許さない初手42銀成が、いわゆる「禁じられた遊び手筋」(この定義で合ってるよね?)。ちなみにタイトルの原出典は平安時代末期の歌謡集「梁塵秘抄」に記載されている歌(今様)の一節。大河ドラマの平清盛にも出てたから知ってる人は知ってるかも?
その他の変化紛れ:
7手目は成限定。生だと33桂合で不詰。
13手目45龍は35歩合16銀同玉46龍36銀合49馬17玉で不詰。
15手目49馬は15玉で逃れ。
16手目26合は27銀25玉26銀以下早詰。
17手目49馬は27歩合同馬25玉以下逃れ。
1952年のフランス映画"Jeux interdits"にちなんで名付けられた某手筋の作品です。すごい見た目してますがよく見ると手は限られてるので考えやすいはず。作意と紛れを両方読んで、どの辺が某手筋なのか考えてもらえると作者的には嬉しいです。
ちなみにこのタイトルの原出典の認知度は詰棋人界隈ではどうなんだろう?手筋名の由来よりは低そうな気がするけども。
受方の無行駒が合法なら延命、不詰
コメント(2)
スサヒドーパーアライ
@dt7hpqtmdz
2025/11/22 13:36
『梁塵秘抄』でしたっけ(とコメントしようとしたら解説に書いてありました)
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Coughing
@oljjuautwb
2025/11/22 13:43
To: スサヒドーパーアライ さん
おぉー、詳しいですね!
やはり13年前とはいえ大河の影響力は強いのか😲
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