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歩①類型紹介【大道棋類型辞典オンライン】

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10 2024/06/28
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初手61飛成、81合に92歩は打歩詰。83桂生と捨てて退路を空ければ92歩が打てて解決…というのがいかにも打歩詰打開の初歩の教材だが、それを上回る受けの好手が71歩捨合。これで龍が82に利いてしまうので打歩詰が解決できず失敗。
そこで龍ではなく生飛車で行けばこの打歩詰が打開できると61飛生といけば、今度は単に81銀合で全く詰まない。
83桂生を先に入れる手もあるが、やはり61飛成には71歩合、61飛生には81銀合で状況は変わらないようだ。
92歩、81玉としてから61飛生で71の合駒を問うのが良く、本類型のほぼ全ての問題はこの詰筋。
4手目の合駒はほとんどの問題で角合。82に守備駒の利きがない問題は歩合だが、その場合は短手数で詰む。
8手目の合駒は問題によって異なり(歩合か角合が多い)、ここから様々な展開が繰り広げられる。
12手目72歩合がやはり92の打歩詰を狙った妙防で、同角成と取らせることで83桂生と捨てても打歩詰だが、今度は73馬と引けてようやく92歩が打てるようになる。
 
24手目71歩合は93桂、同銀、91歩成、82玉、62飛成以下。
24手目71銀打合は73桂~91歩成。

92歩の打歩詰を巡る飛の成生が問題となる型。
61飛成と61飛不成で合駒が変わるあたりマニア向けとしては面白いが、飛の不成自体がそもそも一般の解答者への出題に不向きかもしれない。
 
知名度★★★★☆ 原型(奇策397番)は飛不成の例題として有名。
初形★★★★☆ 左上の狭い玉形でコンパクトにまとまっている。
誘い手★★★☆☆ 誘い手はあるが、飛不成が難しい。
発展性★★★☆☆ 詰筋になる導入は限られるが、奥の方で発展性がある。
 
・主な誘い手
61飛成、81合、83桂、同香、92歩、82玉、72龍迄。
61飛成、81銀合、83桂、同香、92歩、82玉、72桂成、同銀、91龍迄9手?
→61飛成、71歩合! 捨合で龍を近づけることで後の92歩が打歩詰。
61飛生、71歩合、同飛生、81銀合、83桂生、同歩、92歩、82玉、72桂成、同銀、91飛成迄11手?
→61飛生、81銀合 生飛車には71歩捨合を入れず単に81銀合で逃れ。
 
他、初手83桂生や92歩としてから61飛成/61飛生の筋も有力そうに見える。
 
※19~22手目手順前後キズあり。


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