将棋盤 盤面

図巧第20番の変長の修正

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- 2026/08/12
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原図作者:伊藤看寿
発表当時は妙手説により成立した作意を、現代ルールの最長手順説で成立させるために修正した図です。
作意手順は原図と同じです。

図巧第20番は、大胆な移動中合、いわゆる「逃げ駒」手筋の代表作として知られています。
しかし若島正氏の盤上のフロンティア第16番の解説で触れられている通り、この筋には78馬と67馬の非限定が必ずつきまとい、作意を限定するには工夫が必要です。
看寿は、67馬の場合は攻方が1歩稼げる、かつ27手目22歩で早詰むようにしてこの問題を解決しました。
しかし、原図は最長手順説では24手目51玉が本手順となってしまい、1歩稼ぎが手順に影響しないため、上記の非限定を割り切れなくなってしまいました。
 
24手目51玉を変同駒余りにするため、玉方71歩と52香を置いたのが本図になります。
追加駒数1枚以下で修正できそうな雰囲気もありますが、個人的には「逃げ駒」代表作の中核部分がキズ有りなのが気になったので、とりあえずそれを潰せたことに一安心しています。



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