盤面
SFEN?

#282 天使詰 17手

#qic0pinf1o
10 2024/12/08
Fairy
64 17 12


受方玉を詰ますのに飛車は2枚必要ですが、手数を延ばすために一旦1枚を受方に渡してそれを合駒で回収します。
 
飛合の取り方を考えましょう。
19玉に対して39飛と打てば、29飛合、同飛、18玉と進めることで、飛合を取りつつ盤上の飛車を取られずに済みます。
一方39玉に対して19飛、29飛合、同飛とすると同玉と取るしかないので、飛合は取れても盤上の飛車が取られてしまいます。
そして重要なことに、19玉に対する39飛は駒打ちでしか実現できません。
したがって、初手から例えば18飛、29玉、28飛、同玉のように19以外のマスで飛車を渡すと、攻方は2枚の飛車を手にすることができなくなります。
そのため、
1)18飛、29玉、19飛、同玉
2)29飛、18玉、19飛、同玉
3)39飛、18玉、19飛、同玉
のように4手で飛車を渡すのが良さそうです。
 
1)の場合。5手目に39飛と打ち、29飛合、同飛、18玉と進みます。
①28飛と②19飛の2択。
①28飛、19玉と進めてみましょう。
ここで18飛は初手を指した局面と同一ですし、29飛も先ほど通過した局面です。
18飛打は29飛打は受方玉が詰み、手数は11手です。
受方玉を詰まさないためには39飛と打つしかありませんが、最早攻方が2枚の飛車を手にすることはできず不詰です。
②19飛、28玉と進めてみましょう。
ここで29飛、18玉は飛合と取った後の局面と同一です。
29飛に代えて18飛とすると、29玉は2手目を指した後の局面と同一なので39玉と指すしかありません。
ここで飛車を渡すと不詰なので19飛と打って詰ますしかないですが、手数は13手です。
 
2)の場合。5手目に39飛と打って29飛合としますが、同飛の局面は初手を指した後の局面と同一なので同飛とできません。不詰です。
初手に29飛ではなく39飛としておけば、飛合を同飛で取ることができます。これが3)です。
 
3)の場合。
39飛、18玉、19飛、同玉と飛車を1枚捨て、39飛、29飛合、同飛、18玉と進めます。
①19飛と②28飛の2択。
①19飛、28玉、18飛に39玉とすると19飛打で13手の詰み。29玉とすると28飛、19玉、29飛打で15手の詰み。
②28飛以下作意の通り進めて17手の詰み(最長)。

【天使詰】
双方協力して最長手数で受方の玉を詰ます。
手順中に同一局面があってはならない。


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