なし③類型紹介【大道棋類型辞典オンライン】
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2023/12/23
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初手93飛成・84飛成・86銀引・84銀の4通りの誘い手がある類型。
このうち、84飛成は香の利きをうっかりする初心者用誘い手で、84同香が86に利いてきて明らかに続かず、詰筋になることはまずない。
84銀、94玉、93飛成の筋は85玉に95龍とは行けない(91香の間接利き)が、86歩と叩いて右辺に追い出す筋で、たとえば本局に受方56歩があればこの順で詰む。
特に有力なのは本局の作意でも用いた初手86銀引で、94玉に81飛成と香を取る順。
72馬と角を取られる手が同時に35の飛を受けに利かす好防だが、95で清算して飛を入手できるので手が続きやすい。
しかし、この初手86銀引の誘い手を成立させるための35飛・45馬の離れた大駒2枚は見るからに怪しい配置で、大道棋的には不満。
この問題を改善した双玉案があり、加藤徹氏が大道棋よもやま話第49回で発表している。
攻方78王などを置くのが工夫で、つまり4手目72角を取る手が逆王手になるようにすれば良い。
大道棋の初期によく出題された類型。間接的な香の利きをうっかりしやすい。
全体の配置が1升上(94玉型)のこともある。
知名度★★★★☆ 古典的な類型で、最近の改作は少ない。
初形★★★☆☆ 離れた飛角が目障り。但し双玉にすれば除ける(解説で詳述)。
誘い手★★★★★ 初手から4通りの誘い手あり。
発展性★★★☆☆ 玉の近くに駒を追加しづらく、改作難度が高い。
・主な誘い手
93飛成、同香、86銀引迄3手?
93飛成、85玉、95龍、同玉、86銀引迄5手?
→93飛成、85玉、95龍、同香!
84飛成、同香、86銀引迄3手?
→84飛成、同香、86銀引、同香!
86銀引、94玉、81飛成、72香、95香迄5手?
→86銀引、94玉、81飛成、72馬、95香、同飛!
84銀、94玉、93飛成、85玉、95龍、74玉、75龍迄7手?
→84銀、94玉、93飛成、85玉、95龍、同香!
※本作は普通詰将棋としても完全作になるように創っています。
※収束嫌がらせ不成(29手目・31手目で大駒成のところ両方不成だと手数が延びる)成立。嫌がらせ不成の順は正解登録せず。
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