人工島(上隅4×4最長手数)
#vbhrh91xdo
10
2025/10/05
208
21
26
10
・4手目△1三同角は▲同歩成△同玉に▲3五角と打ちます。(このあとの変化でも、何度も出てくる筋です)
2四に打つ合駒は銀桂香。前に利く銀と香は▲同角と取って、比較的簡単に詰み。最長は△2四桂合。以下は▲2五桂△1四玉▲2三飛成(香を取る)△同金▲1七香が変化の一例で、いずれも作意より早く詰みます。
・8手目△3一同金は▲1二銀△同玉に▲1三金で早く詰みます。以下は△同角▲同歩成△同玉▲3五角△2四銀合▲2五桂△1四玉▲2三飛成△同歩▲1六香△1五歩合▲1三金△同銀▲同桂成まで(総手数25手)。
・11手目▲1三金はやや難しいまぎれ筋。△同角に▲2三銀成△同金▲1三歩成△同玉▲1九香でつかまっていそうですが△1六桂(桂合1回目)という絶妙な中合があります。
以下▲3五角は△2四銀合▲2五桂△1二玉▲1六香△1四桂合で逃れ。このとき1歩でもあれば▲1三歩で詰みますが、桂だと何枚あっても詰まないわけです。
(△1六桂合に代えて△1五桂合は▲2五桂△1四玉▲2四金(好手)△同玉▲4六角△3五歩合▲同飛成△1四玉▲1三桂成以下、ぴったり詰みます)
1度▲1六同香と取らせたあとに△1五桂合(桂合2回目)が継続の中合です。
→▲2五桂は△1四玉で、△2五玉、△1六玉と上に抜ける順ができるため、詰みません。
→▲1五同香は△2四玉とかわせば、やはり詰みません。
→▲3五角は△2四銀合▲1五香△1四桂合(桂合3回目)
以上のように、桂合3連打できれいに逃れています。
・12手目△2三同歩は▲3二飛成△2二飛合▲2一金△同飛▲1二金(香)までで早く詰みます。
・14手目△1三同角は▲同歩成△同玉▲3五角△2四銀合▲2五桂と追い、以下△1四玉、△1二玉のいずれも▲1三金で早く詰みます。
・19手目▲3一飛成は△2一金合。▲1三飛成も△1二金合。1三と3一、いずれの角を取っても詰みません。
・32手目は△4二歩合が最善で、もっとも手数が伸びます。
・45手目▲4四角は限定で、ここ以外は詰みません。代わりに▲5五角、あるいは▲3三角は、いずれも△2一玉で逃れています。
・46手目△2一玉は▲2三龍△3一玉▲5三角成△4二角合(最長)▲3二歩△4一玉▲2一龍△3一歩合▲同龍以下、作意より2手早く歩余りで詰みます。
・成/不成の非限定がある場合は成でお願いします。
・55手目以降、馬で追う収束で非限定があります。玉と最も近い3筋に馬を引いてください。
本図は『詰将棋パラダイス』2025年7月号(詰将棋デパート5番)に掲載された拙作の、最初8手を省略したショートバージョンです。
初形が「盤面上隅4×4以内」という条件で見たとき、以下の2つの名作がともに55手で、これまでの最長手数記録だそうです。
・添川公司氏作(石垣煙)
『詰将棋パラダイス』2020年8月号(修正図)
『近代将棋』1984年2月号(原図)
・岡村孝雄氏作「驚愕の曠野」(裸玉)4二玉 持駒:角金4銀2歩9
2003年度看寿賞・特別賞
『詰将棋パラダイス』2003年11月号
拙作本図は63手で、長手数記録となるようです。
作品の価値という点では上記2作と比すべくもなく、また「上隅4×4以内」という条件での長手数記録も、ほとんど誰も意識していないと思われますが、参考のため、ここにメモとして残しておきます。
「上隅」という条件ではない「盤面4×4以内」という手数記録では、相馬康幸氏作(69手)が最長だそうです。
相馬康幸『Collection』第3番
原図:『詰将棋パラダイス』1983年8月号デパート2番
(作品集所収図は改作)
参考:詰将棋おもちゃ箱 - 記録に挑戦! 1.最長手数の部
収束の追い方は、いかにも類作がありそうで調べたのですが、創作時にはよくわかりませんでした。詰パラ投稿後に、以下の先行作の存在を知りました。
・山田修司氏作
玉方:2一玉、8一歩 持駒:飛角金金
修正図:『夢の華』第25番
原図:『詰将棋パラダイス』1952年2月号
・高谷仲達氏作
『詰将棋パラダイス』2011年10月「詰四会作品展」
コメント(2)
1000095091
@mezase1i
2025/10/05 13:43
煙詰お見事!
0
mtmt
@mtmtlife
2025/10/05 14:30
To: 1000095091 さん
ありがとうございます!
0
コメントの投稿