[h:三手詰祭りとは]
みんなで三手詰を作って&解いて楽しもうという名物企画。半年に一度ほど開催されており、今回が節目の第10回です。
[sh:募集要項]
まずはつみき書店様の記事をご覧ください。
こちらにも要点を抜粋します。
・三手詰を作る
・1人10作まで
・未発表作に限る
・テーマは各自で設定
・締切は12月29日(月)
[sh:全体の流れ]
作品はメールで投稿します(アドレスは上記リンク先にあります)。複数作を投稿する場合も一度にまとめて送ります。メールには作者名・図面・作意手順にくわえて、創作の狙いも明記するとよいです。結果発表時に作者コメントとして掲載される場合があります。
投稿作はブログ上で作者名を示して出題され、解答・短評・お気に入り投票が募集されます。投稿者自身も解答に参加できます。一定期間後、正解とあわせて短評や投票結果が発表されます。ひとつでもお気に入りの★を貰えると嬉しいものです。
[h:作品投稿のすすめ]
この企画はビギナーもベテランも関係なく誰にでも開かれています。ぜひ気軽に投稿して、詰将棋を通したコミュニケーションを楽しんでみませんか。
[sh:貴重なレビューが得られる]
投稿作は原則としてすべて掲載され、不完全や同一作がない限り選外にはなりません。にもかかわらず、どの作品にも毎回多くの短評が寄せられます。このような門戸の広さと豊富なレビュー機会を両立している場はなかなかありません。有名作家や解答強豪の方々からのコメントは、きっと創作意欲・技術の向上につながるはずです。
[sh:投稿の練習ができる]
専門誌掲載を目指す方のステップアップの場としてもおすすめです。自作の狙いを言語化したり投稿用紙にまとめたりする機会はあまり多くありませんので、よい練習になると思います。いきなり専門誌はハードルが高くても、本企画ならメール投稿なので少しは気楽なはずです。管理人様にはいつも親切にご対応いただいており、本当にありがたい限りです。
[sh:創作について内省できる]
前回はじめて参加して、三手詰創作の難しさを痛感しました。3手という手数は、何も語らねばあまりに長いですが、何かを語るにはあまりに短いです。面白い作品に仕上げるには、単に3手で詰む作意手順を考えるだけでは事足りず、変化紛れの作り込みや解答者心理の洞察も必要になります。狙いを際立たせて短手数に収める技量も求められるでしょう。そのような試行錯誤を経ることで、自分の創作スタイルや手癖を見直し、作品に奥行きを与える術を身につけられると思います。
[h:参加する際のポイント]
前回の経験を踏まえて、初めて参加する方の創作や投稿の助けとなりそうなポイントをいくつか紹介します。
[sh:過去回を参考にしよう]
終了した回の結果発表を見て、出題や短評の傾向をつかむといいと思います。線駒が派手に飛び交う応酬や、変同を利用した複層的な表現は、毎回好まれている印象です。一方で、シンプルな手筋物も必ず出題されています。まずは自分の得意ジャンルと照らし合わせて、作りやすいものにチャレンジするといいと思います。個人的には、最近の三手詰祭りは難しすぎるので(マジで)、もっと客寄せ的な易しい作品も増えてほしいものです。なお、類作OKとなっていますが、あまりにも既視感のあるネタは評価されませんので、先行作の存在は意識すべきです。
[sh:作意を限定しよう]
短手数ゆえに非限定はかなり厳しく見られます。また、変同を利用した作品は毎回出るので、意図的でない変同は解答者を混乱させ「意味がわからなかった」という短評を食らいがちです。最初のうちは、なるべく作意の限定を目指したほうがよいと思います。また、言うまでもなく余詰はダメです。わたしは前回、一番時間をかけた作品で最終手余詰をやらかしてしまい散々でした。創作に熱中すると単純なミスを見落としがちです。ちゃんと確認しましょう(戒め)
[sh:テーマを決めて作ろう]
自由課題であるがゆえに、何を作ったらいいのかわからなくなりやすいです。3手で詰む局面を作るだけなら簡単ですが、前述の通り、何も語らない三手詰はあまりに長く退屈です。いきなり盤駒に向かわず、まずはテーマを決めると作りやすいと思います。例えば「同じ持駒2枚」「歩頭に龍捨て」「不成」など、何でも構いません。詰将棋メーカーで過去に出されたお題も参考になります。複数作を投稿する際も同じテーマで連作すると統一感が出ると思います。もちろん、雄大な構想が思い浮かんでいるのであれば、それを実現するに越したことはありません。
[h:まとめ]
長々と書いたせいで却って参加のハードルを上げてしまった気もするな......😭
なんにせよ、まずは肩肘張らずに投稿してみるのが吉です。わたしも年末の繁忙期を縫って、なんとか2〜3作は出したいなと思っています。年明けは三手詰祭りでお会いしましょう!