盤面
SFEN?

解説用(完全打歩1手)

#9_gcdmavqw
1 2022/05/22
Fairy
375 222 10


本図、5八歩に同Xは何で取っても絶対に逆王手をかけてしまいます。攻方もその逆王手を受けるために同Xとするとこれも必ず逆王手。以下、お互いに逆王手を回避できず、11手目まで連続逆王手が続いて玉方の玉が詰み、11手目は「打歩以外の詰手」で禁手。
10手目どう受けても11手目は禁手になるから10手目の時点で既に詰んでいます。つまり10手目は「打歩以外の詰手」なので禁手です。ということは9手目も…と「再帰的に適用」され、2手目の同Xまで全て禁手となり、初手5八歩に玉方は受けなし。この5八歩は「打歩での詰」なので合法手で詰上となります。
・3六馬が角だったら?
 →同様に同Xが続いていき、受方の逆王手に対して▲同角と逆王手をかけずに受けられます。この手は王手でないことから「打歩以外の詰」に該当せず禁手ではなく合法手。この合法手が後にあるから、2手目同Xは「その後絶対にどちらかの玉が詰む」と言い切れないため、合法手です。よって不詰。
・7六馬が角だったら?
 →上と同様に同Xを繰り返した時に、攻方の逆王手に対し△同角不成!と逆王手をかけずに受けられます。以下上と同じ論理で2手目同Xは合法手で不詰。

WFP166号掲載の拙作、打歩詰入門②の元になった原図。打歩詰でかつ性能変化など利きが変わるルールも無いので、間違えようがありません。
投稿の目的は出題ではなく解説です。あと10手再帰禁の記録用。説明がわかりにくい、不足しているなどあればコメントいただければ返答いたします。
【打歩詰(完全打歩)】打歩以外の詰手を禁手。このルールは先後双方に再帰的に適用される。
 
補遺:上記ルールは、「先後双方が、王手を受けるためには打歩以外の逆王手をしなければならない」という状態が継続したまま必ずどちらかの玉が詰む場合、打歩着手時点で詰みとみなす、と言い換えることができます。


    コメント(1)

    なるほど...
    わかったような?

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