盤面
SFEN?

手数の伸ばし方

#ba1ddyqonc
10 2024/10/14
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初手は77角一択。歩合は不可、香合は品切れ、飛金銀は取って簡単。よって33桂の移動合から21玉と逃げる筋しかありません。
まず2手目33桂を考えると、以下同角成21玉32馬11玉33馬21玉43馬…と馬鋸で桂を根こそぎ取られる順が見えます。32桂・43桂・54桂は放っておいても取られるのだから、いっそ跳ねて取らせることで手数を伸ばす(ヤケクソ中合)のはどうか?と考えられます。
問題はどの桂を跳ねて取らせるか。54桂を跳ねて取らせると、54馬〜44馬とする必要がなくなり鋸が短くなってしまうため、この桂は跳ねない方が手数が伸びます。同様に、32桂を跳ねて取らせると32馬〜33馬とする必要がなくなりやはり鋸が短くなります。正解は43桂だけを取らせる順で、2手目55桂として32桂と54桂は馬で取らせるのが最も長くなります。インスパイア元の手順を知ってると、うっかり32桂を跳ねたくなるのがちょっとしたワナです(笑)
4桂集まったらあとは桂を連打して収束。ちなみに20手目11玉は41桂成以下早詰。小ネタにつき並べ詰みなのはご容赦ください。

広瀬稔氏作(詰パラ2010.12)にインスパイアされて作りました。下記のページの解説を参考にさせていただきました。この場にて恐縮ですが篤く御礼申し上げます。
kazemidori.fool.jp/?p=20019
ヤケクソ中合と馬鋸の複合です。一番手数が伸びる玉方の応手を考えてみてください。

    攻め方駒取り2回以上

    コメント(2)

    ネタバレ
    解説の通り広瀬作を想起しましたが、もう1枚桂を残しておくのは意外で、楽しめました。

    Coughing @oljjuautwb
    2024/10/14 19:13
    To: シナトラ さん ネタバレ
    ありがとうございます。
    取らせる駒が歩だと広瀬作のように一番外側だけ残すことになりますが、桂だと内側のも残す必要があるというのがミソで、そこがちょっとした差別化ポイントになってます。広瀬作を知ってるかどうかで本作の見え方も変わるかなと思いました(^^ゞ

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