盤面
SFEN?

宗看流

#cymsfj2j3t
10 2024/12/30
90 16 13


【要点】
・初手は32歩成ほぼ一択。応手は43玉が本命だが同玉の変化が長く大変。
・3手目は33馬や35桂も見えるが、33馬だと盤面右下に逃げられて詰まない。35桂は打歩詰を打開できず詰まない。34馬の捨て駒が盤面右下に利かしつつ打歩詰を打開できる唯一の手段。
・5手目55金が強手。ここで55歩や46桂は64玉とかわされ、以下65飛74玉の局面で61とや63歩が邪魔駒で手が続かない。55金なら64玉ができないので攻めが続く。
・12手目の局面が打歩詰の形。ここで34馬がいなければ55歩から詰むので、43馬から捨てに行く。玉方は馬を取ると詰むので逃げるが、追いすがるような捨て駒で馬を消去して収束。
・元ネタは龍捨て5回なのに対して本作は馬捨て4回なので退化した感が否めない。5手目55金の重量感がせめてもの見せ場か。
 
【変化】
2手目同玉は23馬同玉22金34玉46桂以下早詰。他に33金以下の長手数の早詰もある。なお36飛は43玉で不詰。
2手目52玉は34馬43金合51と63玉73金54玉46桂以下早詰。
4手目同玉は46桂45玉57桂55玉65飛以下早詰。
6手目同玉は65飛46玉47歩以下早詰。
6手目63玉は65飛74玉52馬83玉84歩同玉85馬83玉63飛成以下早詰。
14手目同玉は33馬54玉55歩45玉23馬以下早詰。
18手目同玉は35歩45玉46歩54玉55歩43玉33馬以下早詰。
20手目同歩は55歩43玉33馬以下早詰。
22手目54玉は55歩43玉33馬以下早詰。
44手目は51玉、61玉、71玉いずれも正解(玉の逃げ方非限定)。
46手目は、44手目71玉なら分岐しないが、51玉や61玉ならそれぞれ2通りに分岐する。変同は計5通り。
 
【紛れ】
3手目33馬には54玉とし、①55歩や46桂なら64玉65飛74玉、②55金なら同玉65飛46玉で不詰。
3手目35桂にも54玉として、①55歩や46桂には64玉、②55金には同金46桂同金55歩同玉47桂54玉で不詰(打歩詰)。
5手目55歩は64玉65飛74玉で不詰。以下①86桂には同と75金83玉、②64金には同銀同飛85玉で逃れ。
15手目46飛は同玉58桂47玉で不詰。39とはこのときの38桂以下の余詰消し。
17手目54馬は同桂で不詰。

三代伊藤宗看みたいな捨て駒&捌きをやりたくて作ってみた。ぶっちゃけ将棋無双第60番とほぼ同じメカニックのパクリ。もっとオリジナリティを出したかったものの、技術不足で上手くいじれず。
※将棋無双第60番については下記のサイトを参考にさせていただきました。
park6.wakwak.com/~k-oohasi/...
kazemidori.fool.jp/?p=16348...
 
ベースが無双なのでかなり難解です。作意手順は元ネタを知ってれば並ぶと思いますが、変化が面倒なので読み切るのは大変。とはいえ山場は20手目くらいまでで、あとはスラスラ進みます。鑑賞推奨ですが、腕自慢の方は挑戦してみてください。
 
44手目と46手目に玉の逃げ方非限定の変同あり(全て解登録済み)。脊尾詰で余詰のチェックはしていますが、持駒が多くて手が広いので本当に穴がないかはやや自信なし。


    コメント(2)

    古典に刺激を受けて創作するというのは良い試みですね。そこにオリジナリティをプラスできたらさらに!

    Coughing @oljjuautwb
    2024/12/30 17:44
    To: シナトラ さん
    ありがとうございます😊
    名作の真似から技術を吸収することが上達の早道だと思っていて、まずは無双や図巧にチャレンジしています。
    宗看作は捨て駒の重量感、迫力に特に魅力を感じるので、この技術を会得するのが当面の目標です!

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