打歩詰と不成の関係に対する一考察
#wn94ezu8cl
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2024/10/31
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※加筆しました
初手13銀以下同桂同歩成21玉の形が一見打歩詰。これを回避するために3手目を13同歩不成とすると、以下21玉22歩同玉34桂21玉の形が打歩詰。
3手目の正解は一見打歩詰の13同歩成で、以下21玉22と同玉34桂という手順で打開できる。3手目13歩不成〜22歩〜34桂の紛れとの違いは13歩の有無で、紛れでは13歩が12の地点に利いているため打歩詰になる。つまり、成だと利きが強くて打歩詰になりそうだから不成で入ったのに、進めてみると不成の方が利きが強くなる逆転現象が起きている、という仕組み。
(途中図) shogipic.jp/v/1gtM
(失敗図) shogipic.jp/v/1gtN
以上、7手目までがやりたかったことで、この後20手くらいは収束が上手く纏まらなくて延び延びになった蛇足です(;´Д`) 一応、香の打点限定と中合がありますが、もうちょっと手短にしたかったところ。
単に自分が知らないだけで、こういうのは既に先例があるんですかね?着眼点がニッチすぎるというか、そもそも面白い工夫と言えるのかもアレですが。
【変化・紛れ】
初手13歩成は同桂同桂成同玉で、19龍は14歩合、25桂は22玉、14歩は12玉でいずれも不詰。
8手目21玉は22歩以下早詰。
14手目21玉は22歩以下早詰。
15手目は15香限定。14香は以下21玉22桂成同玉13桂成33玉34歩24玉で不詰。香の位置が15ならこのとき14成桂とできて詰み。16香は以下21玉22桂成同玉13桂成33玉34歩24玉14成桂25玉33歩成26玉で不詰。香の位置が15ならこのとき16馬とできて詰み。17以遠は16歩と中合され、同香以下16香と同じ理屈で不詰。
16手目に14歩と中合して取らせることで手数が2手伸びる(歩以外の合駒は取って早詰)。香の位置が14になるので24玉に14成桂と引く手はなくなるが、今度は25歩と打てるので33歩成〜16馬が実現して詰む。
28手目24玉は23とで同手数駒余り。
取らせ不成の作品群を眺めていて、「成だと打歩詰だから不成で打開する」のはよくあるけど、「成だと一見打歩詰だけど打開できて、むしろ不成だと打歩詰になる」のは一周回って逆に新しくね?と思ったので作ってみた(ややこしい)。
小ネタのつもりで簡単な例題を作ろうとしたら無駄に複雑化するいつもの悪い癖が出て手数延びすぎ&難しくしすぎました😇
解説を頑張って書いたので解図は早めに切り上げてそちらを見ていただけると嬉しいです。
攻め方駒取り2回以上
コメント(10)
盤上の狼
@ncqsyrnaob
2024/10/31 06:18
打ち歩詰め回避のための成、香の限定打、と凝ってますね。
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kitty3
@coneco
2024/10/31 07:37
このタイプは詰パラ本誌に投稿したほうがよいかも。打歩構想作チームが(正当に)評価してくれるはずです。(=^・^=)
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Coughing
@oljjuautwb
2024/10/31 08:33
To: 盤上の狼 さん
ありがとうございます!
収束で香の限定打を何とか入れたくて、試行錯誤した結果なんとかそれっぽいものができて良かったです(^^)
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Coughing
@oljjuautwb
2024/10/31 08:43
To: kitty3 さん
ありがとうございます!
本誌は買ったことも読んだこともなく、凄い作家さんばかりの魔境という印象です(^_^;)
自分ごときが投稿するのは畏れ多いですが、先例の有無や構想の善し悪しについてはその道の専門家に伺った方が良さそうですね。
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スサヒドーパーアライ
@dt7hpqtmdz
2024/10/31 16:21
面白いですね。一見打歩詰だが打開できるというのがポイントなので、「一見」と実際の打開手順のギャップというか意外性が重要になってくるのかな。
※収束部は難しすぎて解答閲覧してしまいました😇
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Coughing
@oljjuautwb
2024/10/31 18:11
To: スサヒドーパーアライ さん
ありがとうございます!
個人的には成で打開したときの図と不成で打開できないときの図の類似性が大事と思っていて(本作の場合は7手目の局面)、何故不成だとダメなのか、何故成だと詰むのか、というギャップを細かい差で表現できることが重要かなと。
収束部が難しいのはホントすいません(^_^;)
作ってる時はタネがわかってるからあまり難しさを感じず「これくらいはちょっと考えたらわかるっしょ」なノリでやっちゃうんですが、出来上がってから解図者目線で見直すと自分でも正直げんなりする時があります😂
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シナトラ
@taf36xgajk
2024/10/31 18:12
この形からこの手順には特に新味を感じませんでした。構想と捉えて作った人が過去にいるかは分かりませんが、打歩打開の手段として同じ手順になっている作例はあると思います。
構想として表現するなら、さらなるプラスが必要なのでしょうね。
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Coughing
@oljjuautwb
2024/10/31 18:27
To: シナトラ さん
ありがとうございます。大変参考になります。
確かに、この図だけ見たら打歩詰回避としてはごく普通の手順で、何が主張なのか説明がないと不明ですよね。この路線で行くなら、いかにも不成で行くのが筋っぽくして紛れを深くする必要があるかなと思いました。
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kitty3
@coneco
2024/10/31 22:01
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Coughing
@oljjuautwb
2024/10/31 23:04
To: kitty3 さん
ありがとうございます。
勉強になります(^^)
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