将棋盤 盤面

#55  「平行世界」 補足(入れ子構造について)

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難易度: 10
解説あり (978字)

説明文

つみき書店2022/10/1 改良図
『詰将棋つくってみた2022』 に収載済み
 
この2週間ほど、お題から離れて新作の作図に没入しておりました。そちらを発表する前に、補助線を一本引いておきたいと思います。

    コメント(8)

    盤上の狼 さんのコメント

    ネタバレ
    趣向作メインと思ったら、このような作品も作るのですね。
    あまりに難解で研究しました。創意と違ったらすみません。個人研究感想。
     
    想定偽手順① 
    52と引、54玉、55銀、45玉、89角、67歩合、同角、同桂成、
    46歩、34玉、23銀不成、同とで打ち歩詰めにて逃れ。
     
    なんでこうなった?
    26馬で25を開ければよい(伏線①)でも、チャンスは、53にいるとき
    だよね、44桂邪魔じゃん(伏線②)
     
    想定偽手順②
    52桂成、54玉、53成桂、同玉、26馬、同歩、52と引、54玉、
    55銀、45玉、89角、67桂打合、同角、同桂成、37桂、34玉、
    23銀不成、同とで打ち歩詰めにて逃れ。
     
    なんでこうなった?
    26馬をするため44桂消したら、その桂で67に桂合されて、
    37に打ってみたら、25にも利きが効いて打ち歩詰になったんだけど。
     
    作意省略
    53桂を消す前に、65と~86銀として、87桂成(歩を渡すと早詰)としてから、53桂を消して、26馬~89角とすれば、桂は8段目に合駒できない(伏線③)から、78歩合以下、打ち歩詰にならず解決。
     
    解答選手権でもよさそうな作品。

    やよい さんのコメント

    やよい @scyuubyh7b
    ネタバレ
    2つの偽作意、まさに書かれている通りです。
    あくまで作者の視点ですが、左辺の配置がいかにも見え見えで、解答選手権にはまだ難度が足りないか…という気がしています。

    盤上の狼 さんのコメント

    To: やよい さん ネタバレ
    このような作品は、作意と変化の共通化して駒が使えるかが難しいですよね。偽作意にはまっても、左の銀と桂はたらいてないよな、鍵があるはずってなりますからね。右辺は問題なし。やよいさんなら難しい伏線作作れそうです。

    シナトラ さんのコメント

    ネタバレ
    ちゃんと精査できていない状態でコメントしてしまい申し訳ありませんが、つくってみた発表図と比べると、(紛れ2)自体が追加されたという認識で良いのでしょうか。この広義不利合は原図に無い部分ですよね。
     
    作品としては左辺のわざとらしさが確かに気になるものの、重層的な構造でお見事です。

    やよい さんのコメント

    やよい @scyuubyh7b
    To: シナトラ さん ネタバレ
    原図の紛れ1・2はいずれも初手から56歩44玉ときて、3手目45銀以下が紛れ1、3手目43成桂以下が紛れ2であり、三重の入れ子構造自体は備わっています(切り分け方が多少異なるだけ)。成桂配置を嫌って改良しただけですので、本質的には変わっていません。

    テンコ さんのコメント

    テンコ @er_56gcf7x
    昨日の詰工房で、やよいさんのメーカー作品の中から10数作をピックアップして、出席者の皆さんに紹介させてもらいました。
    ただ時間が足りなくて、「平行世界」などは駆け足になってしまったので、あの面白さをきちんと伝えられたかどうか…。
    次回の例会では、この「補足」も合わせて、しっかりプレゼンさせていただきますね。
    後続の作品も楽しみにしてます(^^)/

    やよい さんのコメント

    やよい @scyuubyh7b
    To: テンコ さん
    詰工房でご紹介いただくとは恐縮で、ありがとうございます。詰将棋の猛者たちからいかなる評価を受けたものか、想像すると少し怖いです。次回作も例によって江戸時代のような代物で、楽しんでいただけるか今から戦々恐々ですが、よろしくお願いします。