カメレオン打診中合入門
#qakuijbuy7
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2025/03/02
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初手43角不成が今回お題の「合駒を考慮した飛角不成」。26玉と逃げてくれれば、27歩、35玉、34馬まで。こうなれば、初手は成っても成らなくても変化なしです。
(1)打診中合 その1 歩合
2手目は、「34歩合」と中合するのが、「打診中合」と呼ばれる手筋。これに、
①34同角成は、26玉として打ち歩詰めが解消できず詰みません。
②34同角不成で、25歩合、17歩、26玉、27歩、35玉、45とまで9手詰となります。
では、正解は43角不成、同角不成、25歩合、17歩、26玉、27歩、35玉、45とまで9手詰? としそうですが、まだ続きがあります。
(2)打診中合 その2 桂合
2手目に、歩ではなく「34桂合」と桂馬を打診中合とする応手もあります。これも成生判定してみます。
①34同角不成は、25歩合、17歩、26玉となって、ここで肝心の18や38に相手の利きがあって打てませんから詰みません。
②34同角成で、26玉、38桂、同香成、27歩、36玉、35馬、25玉、26歩、同玉、27金、25玉、34馬まで15手詰。
もうひとつみて行きます。
(3)打診中合 その3 角合
最後は、「34角合」の角の打診中合
①34同角不成は、25歩合、同角、26玉、27歩、35玉以下逃れ。
②34同角成で、26玉、17角まで5手詰。
(4)結論
初手43角不成に、34歩合、34桂合、34角合の3種類の応手がありますが、このうち、桂合が15手と一番長い手となりますので桂合が正解となります。ちなみに、初手「43角成」は、(1)の通り、「34歩合」で詰みません。
歩、桂、角の3種類の打診中合があり、攻め方はそれぞれ成生のいずれかしか詰まない構造としています(角合は同手数駒余りなので無駄合的ですが・・・)。結構珍しいかなと思い作成してみました。
ご解図ありがとうございました。
さて、本日はお題「合駒を考慮した飛角不成」に挑戦。
入門編として、できうる限りシンプルにしていますが、ちょっとややこしいかもしれません。マニアの方にはおなじみ手筋なので、すぐ解けると思います。
この作品でも「打ち歩詰め」の攻防がでてきますが、とても不思議なルールです。指し将棋として「二歩」は、歩の枚数も多いし破壊力があり、禁じ手も納得。しかし、指し将棋で「打ち歩詰め」は?
昔の入門書で、「歩は一番多い駒、それで打って詰ますと将棋が面白くないので禁じ手となっています」のような記載がありましたが、なかなか、実戦ではお目にかからない。なくても影響少ないでしょうし、将棋がつまらなくなることもなさそう。
しかし、「詰将棋」は、「打ち歩詰め」のルールがあると、とたんバリエーションが豊富になり、楽しい要素を組み込むことができます。
「打ち歩詰め」ルールが「詰将棋」発祥では?と思うとロマンが広がりますね。
合駒を考慮した飛角不成
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