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SFEN?

打診とよばれなかった詰将棋たち・超入門

#kwh1jjnqih
4 2025/04/01
742位
91 37 4


今回は「打診とよばれなかった詰将棋たち」がテーマ。
 
同テーマでは、スマパラの自作№8955「まずは話を聞こうじゃないか」 があります。スマパラでは、解説で「なるほど」ボタンという制度があり、作品の公開後なるほど数値が勢いよく上昇。解説が面白かったと感想をいただいた。しかし、トラブル発生! なるほどが60~70になったところでスカウターがドラゴンボール並みに破壊。0に戻った! 管理人さんに報告もなおらず。当時の詰将棋ツイッター民が爆笑してくれたからヨシです。
 
さて、作品をみていきます。頭2手はごあいさつ。この局面が、この作品のテーマ図。
 
まずは、「35飛成」としてみます。26への退路はないので、「14玉」ですが、そこでハテナ。15歩が禁じ手で打てません。
では、不成ならどうだ、と「35飛不成」はどうでしょう。14玉としてくれれば、打ち歩詰めではありませんから、15歩以下詰みます。しかし、「35飛不成」には、「26玉」として、以下、33飛成(不成)、53馬とされ、35の地点には、相手の馬が利いているため後続手段がありません。
 
この王様、飛車が成ると14へ逃避し、不成でいくと26へ逃避するというあまのじゃくな性格をもっています。
 
では、どうするか。飛車の成生の活用を保留し、14へ逃げるのか、26へ逃げるのかはっきりしろよ! とガツンと26馬!!が強烈な打診捨て駒。
 
26同玉と取れば、「26に逃げますと意思表示が確定」するので、「35飛成」と活用して、17玉、18歩以下詰み。26同と、と取れば、「26には逃げません、14玉へ逃げますと意思表示が確定」するので、「35飛不成」として、14玉、15歩以下詰みとなります。
 
打診の定義は難しい。なぜなら、(詰)将棋のほとんどの手は打診だからです。むしろ、どう応じても同じ手段で攻めます、ということの方が少ないでしょう。飛車の態度を保留し、馬を捨てることにより、応手を聞いてから飛車の成生の活用を図るのが狙いの作品です。

本日は、kitotchさんのお題に挑戦。
前回は解釈違いの作図でしたが、今回は大丈夫でしょう。
いわゆる「変同」、変化同手数はルール上不完全ではないものの現代詰将棋では、減価事項として敬遠されがち。そんな変同作を作ってもよいのか悩みもありましたが、「正解」が2つあるのもたまにはいいか、と作図。
 
テーマは「打診とよばれなかった詰将棋たち」。
超入門ですが、若干入門寄り。シンプルにしているので論点がわかれば解決です。

    変同による飛角歩の成不成の対比

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